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住宅メンテナンスコラム

水漏れ発生!即日対応が必要なケースと応急処置の方法

公開:2025.04.24 更新:2025.04.24
水漏れ発生!即日対応が必要なケースと応急処置の方法
引用元:フォトAC

水漏れは突然起こり、放置すると住宅や健康に悪影響を及ぼす恐れがあるため、早期の対処が不可欠です。特に古い住宅では、配管の破損やパッキンの劣化などが進行している場合があり、発見次第すぐに止水して応急処置を行い、速やかに住宅メンテナンスサービスを提供する専門業者へ連絡することが大切です。

即日対応が可能な業者に依頼すれば被害の拡大を防げます。愛知県内ではリンクスホーム株式会社やベンリー津島店、株式会社T’sライフなどが対応しています。

住まいで水漏れが生じやすい箇所

トイレの水漏れ
引用元:フォトAC

住まいの中での水漏れは、思いがけない場所で発生することがあります。早期に発見し、適切に対処することが大切です。こちらでは、特に注意が必要な水漏れが発生しやすい箇所について解説します。

◇トイレ

トイレの水漏れは、少量でも長期間放置すると、水道料金の増加につながることがあります。 主な原因には、タンク内のフロートバルブやフラッパーの不具合、タンクと便器の接続部分に使用されているパッキンの劣化などが挙げられます。これらの部品は、定期的に点検することが大切です。

また、便器の下部にあるシールが劣化することでも水漏れが発生する可能性があります。タンクから便器内へと水が少しずつ流れ続ける「静かな漏水」は、音が目立たないため発見が遅れがちです。

トイレから水が止まらない音が聞こえたり、周期的に「シャー」という水の音がしたりする場合は、水漏れの兆候である可能性が高いため、早めの点検をおすすめします。

◇水栓

水栓水漏れ
引用元:フォトAC

キッチンや洗面所の水栓は、日常的に使用される場所であり、水漏れトラブルが発生しやすい代表的な箇所の一つです。特に水栓はおおよそ10年を目安に寿命を迎えるとされており、使用年数が長い設備には注意が必要です。

蛇口をひねっても水が完全に止まらない、あるいは蛇口の根元から水がにじみ出ている場合には、パッキンの劣化が原因と考えられます。

また、水栓と配管の接続部分が経年による劣化や振動によって緩むケースもあり、シャワーヘッドやホースは、繰り返しの折り曲げや使用によって亀裂が生じることがあります。浴室やキッチンのシャワーホースからの水漏れは見落とされやすいため、日頃から定期的に点検することが大切です。

◇洗濯機周辺

洗濯機水栓
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洗濯機は運転時の振動が大きいため、給排水ホースの接続部分が緩みやすくなり、水漏れのリスクが高まります。特に、給水ホースや排水ホースからの水漏れ、防水パンのひび割れによる床下へ水が漏れるケースには注意が必要です。

給水ホースは、経年劣化や設置時にかかる負荷によって亀裂が生じることがあり、特にホースの曲がっている箇所や蛇口との接続部分は定期的な確認が欠かせません。また、排水ホースについても、ホースの亀裂や接続部の緩みによって排水時に水漏れが発生することがあります。

洗濯機用の給水栓と給水ホースの接続部分は、振動の影響で徐々に緩んでしまうことがあるため、こちらも定期的な点検が重要です。

◇屋外の水道設備

屋外の水道設備は気象条件の影響を受けやすく、劣化が進行しやすいため、屋外蛇口や散水栓、地中配管などは定期的な点検が必要です。外気温の変化による膨張や収縮によって、屋外蛇口のパッキンが劣化しやすくなり、水漏れの原因となります。

特に冬季は凍結による破損を防ぐため、水抜きや保温対策が有効です。地中に埋設された配管は、地盤の沈下や樹木の根の侵入によって破損する場合があり、庭の一部が常に湿っているようであれば、地下で漏水が発生している可能性があります。

散水栓は使用頻度が低いため、漏水に気づきにくい箇所です。

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水漏れを放置したらどうなる?放置するリスク

壁紙の劣化
引用元:フォトAC

住宅内での水漏れは、最初はわずかな水滴や湿り気として現れることが多く、つい見過ごされがちです。しかし、水漏れを放置すると、思わぬ深刻なトラブルへと発展する恐れがあります。

こちらでは、水漏れを放置することで起こりうる具体的なリスクと、早期発見・早期修理の重要性について解説します。日々の暮らしを快適かつ安全に保つために、適切な対処の必要性をあらためて確認しておきましょう。

◇水道料金の高騰

水道メーター
引用元:フォトAC

水漏れを放置すると、真っ先に影響が出るのが水道料金です。特にトイレのタンク内で発生する「静かな漏水」は気づきにくく、長期間にわたり水が無駄に流れ続けることがあります。

例えば、蛇口からのわずかな水滴でも、1日で約30リットル、1か月では900リットル以上の水が無駄に流れる可能性があります。このような状態が続けば、月々の請求額が数千円、年間では数万円の無駄な支出につながることもあります。

水漏れの有無を簡単に確認する方法として、すべての蛇口を閉めた状態で水道メーターの「パイロット」(星形の部品)を見てみましょう。これが回っていれば、どこかで水が漏れている可能性が高いため、速やかに点検・修理を行うことが重要です。

◇階下への被害

マンションやアパートといった集合住宅で水漏れが発生すると、階下の住戸に深刻な影響を及ぼす可能性があります。水は建物内部を伝って広がるため、目に見える被害以上に、構造内部で被害が進行しているケースも少なくありません。

天井や壁にできるシミや塗装の剥がれ、壁紙の膨れといった見た目の問題にとどまらず、家具や家電、貴重品の破損といった財産への被害にもつながります。被害の程度によっては、大規模な補修工事が必要となり、ご近所とのトラブルに発展する恐れもあります。

さらに、階下への漏水によって損害が発生した場合、修理費に加えて、損害賠償責任を負うことになる場合もあります。もしも故意または重大な過失による放置とみなされた場合、高額な賠償金を請求されるリスクもあるため、早期の対処が非常に重要です。

◇感染症のリスク

水漏れによって床下や壁の内部に湿気がこもると、カビや細菌が繁殖しやすい環境ができあがります。特に湿度の高い日本では、いったん発生したカビが急速に広がる傾向があります。カビの胞子や細菌が空気中に漂うと、それを吸い込むことでアレルギー反応や呼吸器疾患を引き起こすおそれがあります。

特に子どもや高齢者、喘息などの持病を抱える方は、健康被害を受けやすいため注意が必要です。さらに、レジオネラ菌などの有害な細菌が増殖すると、レジオネラ症といった重い感染症を発症するリスクも高まります。

この病気は高熱や肺炎を引き起こす可能性があり、水漏れの放置が家族の健康に悪影響を及ぼすおそれがあります。

◇害虫の発生と建材の劣化

シロアリ被害
引用元:フォトAC

水漏れによって生じる湿気は、シロアリやダニといった害虫にとって理想的な環境となります。中でもシロアリは湿った木材を好み、住宅の構造部分を食い荒らすことで、建物の強度を大きく損なう原因となります。

シロアリ被害は表面からは確認しにくいため、気づいたときにはすでに広範囲に被害が及んでいることも少なくありません。駆除や補修には高額な費用がかかり、状況によっては住宅の一部を建て替えなければならないこともあります。

さらに、湿気が長期間続くと、床や壁の木材が腐食し、住宅全体の耐久性が著しく低下します。特に床下の木材が傷むと、床の沈み込みや異臭の発生、さらには床が抜けるといった深刻な事態を引き起こす可能性もあるため、早期の対処が欠かせません。

◇漏電のリスク

コンセント
引用元:フォトAC

水漏れが電気配線や電気機器の周辺で発生すると、漏電やショート(短絡)を引き起こす恐れがあり、火災の原因や感電事故につながる重大なリスクとなります。

特に壁の内部や床下など見えにくい場所で水漏れが起こると、電気配線の絶縁体が劣化し、知らないうちに危険な状態が進行していることがあります。ブレーカーが頻繁に落ちる、電気機器が正常に作動しないなどの症状が見られる場合は、漏電の前兆である可能性が高く、注意が必要です。

さらに、漏電が原因の火災は火災保険の適用対象外となるケースもあり、予想外の出費を招くことにもなりかねません。水漏れに気づいた際は、まず安全のためにその周辺の電源を切り、速やかに専門業者に点検を依頼しましょう。

水漏れを放置すると、初期対応を怠った分だけ被害が拡大し、最終的には大きな修繕費用が発生する可能性があります。異変を感じたら早めに対応することで、被害を最小限にとどめることができます。 水漏れの際は、信頼できる住宅メンテナンスサービスに相談し、迅速な対応を心がけることが大切です。

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水漏れを発見したときの自分でできる対処方法

バケツ
引用元:フォトAC

家庭内で水漏れが発生した際には、迅速な対応が被害を最小限に抑えるための重要なポイントとなります。突然のトラブルに直面すると慌ててしまいがちですが、専門業者が到着するまでに適切な応急処置を行うことで、被害の拡大を防ぐことが可能です。

こちらでは、万が一水漏れが起きたときに、誰でも実践できる基本的な応急対応の方法についてわかりやすくご紹介します。

◇止水栓を閉める

止水栓
引用元:フォトAC

水漏れを発見した際に真っ先に行うべきなのは、水の供給を止めることです。漏れている箇所に応じて、該当の止水栓を時計回りに回して閉めることで、給水を一時的に遮断できます。

キッチンや洗面所であれば、通常シンク下のキャビネット内に、トイレの場合はタンクの横や下に止水栓が設置されています。もし止水栓の場所が分からない、または局所的に止水できない場合には、家全体の水の供給元である元栓を閉めましょう。

元栓は、玄関付近や建物の外側にあるメーターボックスの中に設置されているのが一般的です。止水栓を閉めることで、さらなる水漏れを防ぐことができますので、いざという時に備えて、家族全員が止水栓と元栓の場所を把握しておくことが大切です。

◇雑巾やバケツで床を保護する

止水栓を閉めて水の供給を止めた後は、床や家具への被害を防ぐための応急処置が必要です。漏れている水が広がらないよう、雑巾やタオルで素早く拭き取りましょう。さらに、漏水箇所の真下にはバケツやボウルなどの容器を置いて、落ちてくる水を受け止めると効果的です。

特に木製の床や家具は水分に弱く、放置するとシミや変形が生じる恐れがあります。 また、マンションなど集合住宅の場合は、階下への漏水につながることもあるため、できるだけ早い対処が大切です。

もし水漏れが電気機器の近くで発生している場合には、感電の危険があるため、まずは対象機器のプラグを抜くなど、安全確保を優先してください。

◇補修用テープで一時的に塞ぐ

パイプやホースなどからの水漏れには、補修用テープを使って応急的に漏れを抑えることが可能です。市販されている自己融着タイプの水道補修用テープや、ビニールテープなどが活用できます。使用する際は、まず漏れている部分の水分をきれいに拭き取りましょう。

そのうえで、テープを引き伸ばしながら、漏れている箇所を中心に左右数センチずつ余裕をもってしっかりと巻き付けてください。重ねて巻くことで密着性が高まり、水漏れをより効果的に抑えることができます。ただし、これはあくまでも一時的な対応です。

水圧が高い箇所や、損傷が大きい場合には効果が不十分なこともあるため、早めに専門の修理業者に相談して、根本的な対処を行うことが重要です。

◇賃貸物件の場合は管理会社に連絡

賃貸住宅
引用元:フォトAC

賃貸住宅にお住まいの場合、水漏れを発見したら、できるだけ早く管理会社や大家さんに連絡することが大切です。多くの賃貸契約では、設備の不具合に対する修繕は貸主側の責任とされているため、自己判断で対応を進める前にまず連絡しましょう。

その際、いつ・どこで・どのように水漏れが起きたのかを具体的に伝えることがポイントです。可能であれば、水漏れの様子を撮影して画像を添えると、状況がより正確に伝わります。応急処置として実施した対応についても伝えておくと、その後の対応がスムーズになります。

特にマンションやアパートといった集合住宅では、自室で発生した水漏れが階下の住戸に影響を及ぼすこともあるため、早急な報告と連絡が欠かせません。管理会社を通じて対応を進めることで、余計なトラブルを避けることにもつながります。

水漏れは放置すれば深刻な被害を招く恐れがあります。応急処置を済ませたら、専門業者に修理を依頼し、速やかに根本的な対処を行うようにしましょう。

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軽度な水漏れは水漏れテープで対応

配管補修
引用元:フォトAC

住宅の水まわりで水漏れが発生した際、すぐに業者を呼ぶのが難しい場合もあります。そんなときに応急処置として役立つのが、さまざまな種類の水漏れ補修テープです。漏れの原因や場所に応じて、適切なテープを使い分けることで、被害の拡大を防ぐことが可能です。

こちらでは、主な水漏れ補修テープの種類とその特徴についてご紹介します。

◇水漏れテープの種類

防水補修テープ

ポリエチレン素材で作られた防水補修テープは、すき間からの漏水に対する応急対応に適しています。カビが発生しにくく、柔軟性も高いため、折り曲げて使うことも可能です。小さな隙間からの水漏れには、簡単に貼り付けられて扱いやすく、即効性のある対策として活用できます。

仮補修テープ

ひび割れが原因となる水漏れには、仮補修テープが効果的です。透明なアクリル製のタイプや、屋外でも使用できる高い粘着力を持つタイプなどがあり、使用環境に応じて選ぶことができます。特に透明タイプは、貼ったあとでも目立ちにくく、見た目を気にする場所にも使いやすいのが特長です。

シリコーン自己融着テープ

給水管や配管のような円筒状の部位からの水漏れには、シリコーン製の自己融着テープが最適です。テープ同士が自然にくっつく自己融着の性質を持っており、パイプの形にしっかりとフィットして密着します。 水圧のかかる部分でも高い密閉性を発揮し、一時的な補修として非常に有効です。

◇蛇口の根元の補修方法

蛇口の根元から水漏れが発生している場合は、最初に水を止め、漏れている箇所をしっかり乾かすことが大切です。水分が残っていると補修テープの密着力が弱まるため、丁寧に拭き取ってから作業を行いましょう。

補修には、シリコーン製の自己融着テープが効果的です。このテープは、引っ張りながら巻き付けることでテープ同士が密着し、水漏れを一時的に抑えることができます。巻く際には隙間ができないように重ねて巻くことで、密着性と防水効果が高まります。

ただし、水漏れの原因が蛇口内部のパッキンの劣化である場合、テープでの補修はあくまで応急処置です。根本的な解決には、パッキンの交換が必要となるケースが多いため、できるだけ早めに専門業者へ相談することをおすすめします。

◇シャワーホースの補修方法

シャワー水漏れ
引用元:フォトAC

シャワーホースから水漏れが発生した場合は、漏れている箇所によって適切な対処法が異なります。まず、ホースの接続部分から水が漏れている場合は、パッキンの劣化が原因であることが多く見られます。この場合は、パッキンを新しいものに交換することで、水漏れを改善できる可能性があります。

一方で、ホース本体に穴や亀裂がある場合は、シリコーンタイプの自己融着テープを使った補修が効果的です。作業の前に、必ず水を止めてホースをしっかり乾かしてください。水分が残っていると、テープの密着性が低下するおそれがあります。

テープは、引っ張ることで密着力が高まり、自己融着する性質があります。亀裂や穴を中心に、左右に余裕をもってしっかり巻き付けましょう。隙間ができないように重ねながら、適度な張力をかけて巻くことで、より高い補修効果が期待できます。

◇排水管の補修方法

排水管から水漏れが発生した場合は、まず漏れている箇所を正確に特定し、それに合った補修用テープを選ぶことが重要です。接続部分からの水漏れであれば、水分をしっかり拭き取り、乾いた状態にしてからシリコーン製の自己融着テープを巻くことで、応急的な漏れ止めが可能です。

一方、排水管にひび割れや亀裂が見られる場合には、損傷の程度に応じて、防水補修テープや仮補修テープを使用しましょう。補修前には、必ず管の表面についた汚れや水分を丁寧に取り除いておくことで、テープの密着性が高まり、補修効果が長持ちします。

なお、テープによる補修はあくまでも応急処置です。水漏れの状態がひどい場合や再発のおそれがある場合は、速やかに専門業者に相談し、排水管自体の交換を検討することをおすすめします。

◇屋外の給水管の補修方法

屋外蛇口の水漏れ
引用元:フォトAC

屋外の給水管や水栓柱から水漏れが起きた場合には、屋外環境に適した強力な粘着テープや自己融着テープが補修に役立ちます。屋外では気温や湿度の変化が激しいため、耐候性に優れた製品を選ぶことが重要です。

補修を始める前に、まずは水道の元栓を閉め、漏れている部分の水分や汚れをきれいに拭き取りましょう。そのうえで、テープを適度な力で引き伸ばしつつ、巻きムラや隙間が生じないよう均等に重ねながら巻き付けていきます。密着度を高めることで、水漏れを一時的に防ぐことができます。

特に冬場は、凍結による配管の破裂が水漏れの原因となることが多いため、保温材の設置や水抜きなど、凍結防止の対策もあわせて行うと安心です。なお、テープによる補修は応急的な対応に過ぎません。

状況によっては配管の損傷が進行していることもあるため、早めに専門業者に相談して、根本的な修理や交換を依頼するようにしましょう。 適切なテープを選び、正しい方法で補修を行うことで、被害の拡大を防ぎ、修理業者が到着するまでの間の安全を確保できます。

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水漏れを即日対応の専門業者に相談したほうがよいケース

水道業者
引用元:フォトAC

水漏れは住宅でよく見られるトラブルの一つですが、すべてのケースが自力で対応できるわけではありません。状況によっては、専門の業者に早急に修理を依頼する必要があります。

とはいえ、事前に適切な判断基準や基本的な知識を身につけておけば、無駄な出費を抑えたり、被害の拡大を防いだりすることが可能です。こちらでは、専門業者に依頼すべき水漏れのケースや、修理にかかる費用の目安についてわかりやすく解説いたします。

◇大規模な配管損傷や水漏れ

配管の破裂や広範囲にわたる漏水が発生した場合は、速やかに専門業者へ依頼する必要があります。大量の水が噴き出している、複数の箇所から同時に水が漏れているといった状況では、一般の方が対応できる範囲を明らかに超えているため、自己判断での修理は危険です。

このようなケースでは、専門的な知識や専用の工具を持つ業者に依頼することで、二次被害の防止と根本的な修復が可能になります。特に室内の配管が破損している場合は、壁や床の内部にアクセスする必要があり、高度な技術を持つ専門業者の手を借りることが不可欠です。

◇目に見えない水漏れ

水栓点検
引用元:フォトAC

壁の内部や床下など、目に見えない場所での水漏れも、専門業者に依頼すべき重要なケースです。たとえば、水道メーターが止まらずに回り続けている、壁に不自然なシミができている、床がふやけているといった症状が見られる場合は、見えない箇所での漏水が疑われます。

このような状況では、漏水箇所の特定に専用の調査機器が必要となるため、早めにプロの診断を受けることが大切です。 素人判断で壁を壊すなどの対応を行うと、かえって被害を拡大させてしまう可能性があるため、調査から修理まで一貫して対応できる専門業者に依頼することをおすすめします。

◇長期間放置した漏水

一見すると小さな水漏れでも、長期間放置してしまうと、周囲の建材が腐食したり、カビが発生したりといった二次被害につながるおそれがあります。こうした場合、漏れている箇所を修理するだけでは不十分で、腐食した部材の交換や防カビ処理など、広範な対応が求められます。

長く続いた漏水は、目に見える以上に被害が広がっていることも多いため、必ず専門業者に依頼し、建物全体の状態をしっかりと調査してもらうことが大切です。

◇水漏れ修理の費用相場

蛇口接続部漏水
引用元:フォトAC

水漏れ修理の費用は、発生場所や被害の程度によって異なります。以下に、主な箇所ごとの費用相場を示します。

蛇口まわりの水漏れ

蛇口からの水漏れは比較的修理が簡単で、費用も低めです。パッキンの交換であれば、相場は3,000〜5,000円程度です。蛇口本体の交換が必要な場合は、15,000〜30,000円程度が一般的な相場となります。
特に古い蛇口や特殊な形状のものは、部品の入手が難しくなり、その分費用が高くなることがあります。

キッチンシンク下の水漏れ

キッチンシンク下の排水管から水漏れが起きる場合、パイプの接続部分の緩みや劣化が主な原因です。接続部分の増し締めや部品交換で対応できる場合は、5,000〜10,000円程度が相場となります。

排水トラップの交換が必要な場合は、10,000〜20,000円程度が一般的です。

洗面台下の水漏れ

洗面台下の水漏れも、排水管の接続部や排水トラップからの漏水が多いです。接続部分の調整程度であれば、費用は5,000〜8,000円程度です。排水金具やトラップの交換が必要な場合は、8,000〜15,000円程度が相場となります。

トイレの水漏れ

トイレの水漏れの原因は、タンク内の部品劣化や便器と排水管の接続部からの漏水が考えられます。タンク内の部品交換の場合、5,000〜10,000円程度で修理可能です。

便器と床の間から水漏れが生じている場合、パッキン交換で10,000〜20,000円程度が相場となります。便器自体の交換が必要な場合、30,000〜80,000円程度の費用がかかることもあります。

◇即日対応時の追加料金に注意

水道点検
引用元:フォトAC

水漏れは緊急性の高い問題であるため、即日対応を希望することが多いですが、対応時間帯によっては追加料金が発生することがあります。見積もりを依頼する際には、基本料金だけでなく、追加料金が発生する可能性についても事前に確認しておくことが重要です。

出張費や部品代、作業費など、料金の内訳を明確にしてもらい、「聞いていなかった」というトラブルを避けるための準備をしましょう。水漏れ修理では業者選びが非常に重要です。複数の業者から見積もりを取り、料金だけでなく、対応の丁寧さや説明のわかりやすさも考慮して選ぶことが賢明です。

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住まいのトラブルは予期せず発生することが多く、特に水漏れなどの緊急事態では、迅速で確実な対応が必要です。愛知県には多くの住宅メンテナンスサービス会社がありますが、今回はその中でも特に信頼できる3社をピックアップしてご紹介いたします。

どの会社も地域に密着し、住まいに関するさまざまなトラブルに迅速に対応してくれる信頼のおける業者ばかりです。ぜひ、参考にしてみてください。

◇リンクスホーム株式会社

リンクスホーム株式会社
引用元:リンクスホーム株式会社

リンクスホーム株式会社は、「安心と安全を、適正価格で」をモットーに、水回りのトラブルから外装工事まで幅広いサービスを提供している会社です。愛知県名古屋市を拠点に地域密着型で活動しており、住まいに関するさまざまな困りごとに迅速に対応しています。

同社では水漏れ修理をはじめ、排水管のつまり除去など、水回りトラブル全般に対応しています。特に、排水管の詰まりによる水漏れに関しては、同社の排水管洗浄サービスで効果的に解消できます。さらに、24時間365日のサポート体制を整えているため、急な住宅トラブルにも迅速に対応可能です。

会社名リンクスホーム株式会社
所在地〒496-0043
愛知県津島市古川汁江338
スターファースト1F
電話番号0120-74-7422
営業時間9:00~18:00
公式ホームページhttps://links-home.net

水回りの修理に関しては豊富な経験と実績を誇り、幅広い相談に応じることができます。適正価格でのサービス提供を心掛けており、「こんな小さなことでも頼んでいいのかな」というような些細な悩みから、「すぐに対応してほしい」という緊急性の高いトラブルまで、幅広く対応しています。

また、LINEを利用すれば、簡単に見積もりを依頼することができます。

リンクスホーム株式会社について詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

リンクスホームの住宅メンテナンスサービス「ハッピーリンク」とは?

さらに詳しい情報は公式ホームページでも確認できます。ぜひチェックしてみてください。

リンクスホーム株式会社の公式ホームページはこちら

◇ベンリー津島店

ベンリー 津島店
引用元:ベンリー 津島店

ベンリー津島店は、全国チェーン「ベンリー」の愛知県津島市にある店舗で、「困った」を「みつかる、とどける、なおす。」というコンセプトのもと、地域の暮らしをサポートするサービスを提供しています。

同店では、水漏れ修理をはじめ、鍵交換、ハウスクリーニング、不用品回収など、住まいに関するさまざまなサービスをワンストップで提供しています。また、水道修理においては、専門スタッフが迅速に対応し、定評があります。

会社名ベンリー 津島店
所在地〒496-0038
愛知県津島市橘町3-43
電話番号0120-48-0510
営業時間公式サイトに記載なし
公式ホームページhttps://www.benry.com

特に、キッチンの排水口が詰まると、日常生活に大きな支障をきたす厄介なトラブルとなりますが、ベンリーでは、お客様の状況に応じて、ワイヤー器具による除去、専用薬剤の使用、あるいは奥の配管部分までの分解など、さまざまな対処法を駆使して迅速に解決いたします。

地域密着型のサービスを大切にしており、愛知県津島市を中心に近隣地域まで広くカバーし、お客様のニーズに合わせた柔軟な対応を行っています。そのため、住まいのトラブルで困ったときには、気軽に相談できる頼れるパートナーとなっています。

ベンリー 津島店について詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

ベンリーコーポレーションはあらゆる修繕・メンテナンスサービスに対応

◇株式会社T’sライフ

株式会社T’sライフは、「お客様の住まいの安心と快適を約束します」という理念のもと、住宅リフォームやメンテナンスサービスを提供しています。 愛知、岐阜、三重の東海三県を中心に事業を展開し、地域のお客様に住宅リフォームやメンテナンスサービスを提供しています。

東海エリアのお客様には、出張費無料でサービスを提供している点が特徴です。特に水まわりのリフォームやメンテナンスに強みを持っており、これらの分野での対応が得意です。

会社名株式会社T’sライフ
所在地〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内1-8-29
丸の内LinX 2階
電話番号052-212-8528
営業時間9:00~20:00
公式ホームページhttps://tslife-reform.com/

同社では、緊急の水漏れ修理をはじめ、キッチンやバスルーム、トイレのリフォームまで幅広く手がけ、住まい全般をサポートしています。施工後のアフターフォローも充実しており、修理やリフォーム後も継続的なサポートを受けることができます。

長期的な住まいのメンテナンスを考える方にとって、同社は頼れるパートナーとなることでしょう。また、事前調査を丁寧に行い、明確な見積もりを提供することで、お客様にとって分かりやすい提案を行っています。

愛知における住宅メンテナンスについて詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

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水漏れは突然発生することが多く、日常生活に大きな支障をきたす厄介なトラブルです。原因には、パッキンの劣化や配管の破損、継ぎ目のゆるみ、施工不良などがあり、特に築年数の経過した住宅では目に見えない部分で劣化が進んでいるケースも少なくありません。

放置すれば被害はどんどん広がり、床材や壁の腐食、シロアリの繁殖、カビの発生、さらには電気設備への影響など、健康や安全にも関わる深刻な問題に発展しかねません。水漏れに気づいたら、まずは止水して応急処置を行い、状況を記録したうえで速やかに専門業者へ連絡することが重要です。

自己判断で修理を試みると、かえって被害を悪化させてしまうおそれがあります。被害を未然に防ぐためには、定期的な点検と早めの対策が不可欠です。住宅設備の劣化サインを見逃さず、少しでも気になることがあれば迷わずプロに相談することで、安心で快適な住環境を長く保つことができます。

家族の安全と財産を守るためにも、早めの行動が何より大切です。