エリア

津島市

津島市は、名古屋市から西へ約16km、濃尾平野の西部に位置し、昭和22年3月に県内で9番目の市として誕生しました。津島神社の門前町や、交通と経済の要所として、古くから繁栄してきました。

市内には長い歴史と文化が大切に守られており、600年近く続く「尾張津島天王祭」や、国の重要文化財である「堀田家住宅」など、貴重な文化財や古い町並みが多く残されています。

交通

津島市には名鉄津島線と尾西線が通っており、津島駅は多くの人が利用する便利な駅です。両方の路線が乗り入れており、一宮や名古屋方面へ簡単にアクセスできます。

また、市内を国道155号が走っており、車での移動もスムーズです。さらに、東名阪自動車道の蟹江IC（海部郡蟹江町）や弥富IC（弥富市）へは、津島市から車で約20分で到着できます。

子育て

津島市は、子育てしやすい環境が整っています。令和5年9月から、第2子以降（0～2歳）の保育料が所得や兄弟姉妹の年齢に関係なく、完全無料化されました。また、令和5年4月からは、市内の小中学校に通う児童・生徒の給食費を半額補助する制度が始まり、家庭の経済的負担を軽減しています。

稲沢市

画像出典：フォトAC

平成17年4月1日、稲沢市は旧祖父江町と旧平和町と合併し、新しい稲沢市として生まれ変わりました。市は濃尾平野の中央に位置し、かつて尾張国の政治と文化の中心地として栄えた歴史ある街です。

市の西側を流れる木曽川がもたらした肥沃な土壌と温暖な気候を活かし、植木や苗木の産地として発展してきました。現在は住宅地や工業団地の開発が進み、名古屋都心への便利な交通アクセスが注目されています。

交通

稲沢市は、名古屋駅や中部国際空港（セントレア）へのアクセスが良好で、名古屋市ほど土地代が高くないため、暮らしやすいエリアです。名古屋駅まで電車で10分と非常に近く、通勤や通学にも便利です。このため、ベッドタウンとしての発展が進んでいます。

アクセス例としては、JR東海道線で名古屋駅から稲沢駅まで約10分、名鉄名古屋本線では名鉄名古屋駅から国府宮駅まで約12分で、国府宮駅からはセントレアへの直通電車も利用できます。

子育て

稲沢市では、子育て支援が充実しています。中学3年生までの子供の医療費は全額無料で、令和2年8月からは高校生等の入院医療費も無料となっています。

さらに、保育料に関しても支援が手厚く、中学3年生以下の子供を基準に、第3子以降の保育料は所得制限なしで無料、第2子は所得制限ありで無料となっています。保育園では、給食の主食代が無料で、副食代にも独自の支援が用意されています。

愛西市

画像出典：フォトAC

愛西市は愛知県の西端に位置し、木曽川の下流域にあります。濃尾平野の西端にあり、西は岐阜県、南西は三重県に接しています。2005年に佐屋町、立田村、八開村、佐織町の4つの町村が合併して愛西市が誕生しました。

土地は沖積地や干拓地から成り、米作のほか、ショウガやレンコンの栽培、イチゴやトマトのハウス栽培が盛んです。近年では名古屋市へ通勤する人が増え、都市化が進んでいます。

交通

愛西市は、周辺地域へのアクセスが非常に良いことが魅力です。愛知県内だけでなく、岐阜県や木曽川と長良川を渡って三重県にも簡単に行くことができます。岐阜県と三重県へのアクセスが便利な地域は県内でも珍しく、愛西市は恵まれた立地にあります。

さらに、車だけでなく電車でもこれらの地域へスムーズに移動できるため、交通アクセスの面で非常に優れた地域と言えます。